2022/04/07 08:00
新鮮なトリュフをお届けするまで
採集したままの生鮮トリュフを「フレッシュトリュフ」と呼びます。
FRESH TRUFFLE JAPAN(FTJ) では、主にイタリア中部・マルケ州に自生する天然フレッシュトリュフをお届けしています。ここでは皆様が手にするフレッシュトリュフがどのような旅を経てここ日本まで届くかをご紹介します。
熟練のトリュフハンターと優秀なトリュフ犬によるトリュフ探しからその旅は始まります。
トリュフ採集は決して簡単ではありません。森の土の中に隠れているトリュフを長年の経験を積んだトリュフハンターと大切な相棒であるトリュフ犬が1粒づつ探していきます。土壌や気候の影響を受けやすいトリュフはシーズンによって状態や採集量も異なるため、必ずしも収穫が約束されることはありません。中でも「白トリュフ」は特に見つけるのが難しく、熟練トリュフハンターでも1週間に数粒しか見つけることができないこともあります。白トリュフの名産地であるイタリアにおいても、近年は温暖化などの環境変化により土壌が痩せてしまい、大きくよく育った白トリュフは全体的に減少していると言われています。
トリュフはその強い香りで人以外の動物をも誘惑します。故に、虫や動物に食べられてしまう前のトリュフを手に入れるのも簡単なことではないのです。農薬を使っていない天然トリュフには虫食いや動物がつけた傷がよく見られますが、これも天然トリュフの特性です。
白トリュフや黒トリュフ、オータムトリュフなど様々なトリュフが採れる秋から冬のハイシーズンは寒さも厳しく雪が降ることも。そんな厳しい自然の中でも、ハンター達は森に入ってトリュフを探し続けます。
採れたてのトリュフを検品し、スピーディーに出荷
トリュフハンターらによって採集されたフレッシュトリュフは、現地で1粒づつ丁寧に検品・仕分けされた後、冷凍することなく生鮮のまま最短で現地を出発します。尚、日本輸入向けのフレッシュトリュフはイタリアの検査機関にて安全性についての検査を行います。
イタリアを出発後、最短48時間で日本へ
遠く離れたイタリアから陸路と空路の長旅を経て日本へやってきたトリュフは、通関を終えてから東京へ。フライトの遅れや通関スピード次第で入荷のタイミングが前後しますので、通関を終える当日までお届け日の確約ができませんが、通関が通り次第すぐに検品を行います。
*現在、コロナやウクライナ情勢によるフライトのスケジュール変更や便数の減少などにより通常より到着がずれ込むことが増えています。
1日でも早くお届けするために、スピーディーに発送
フレッシュトリュフは時間の経過と共に香りが失われていきます。1日でも1時間でも早くお届けし、なるべく採れたてに近い香りをお楽しみいただくためにFTJは最善を尽くしています。ヤマト冷蔵クール便で東京より発送し、殆どの地域で最短翌日の午前中(一部地域は14時以降)にお受け取りが可能です。*北海道、九州は翌々日(沖縄・離島は要相談)