2022/04/07 17:25
トリュフの種類と特徴について
トリュフにはさまざまな種類が存在します。それぞれのトリュフには異なる特徴と香りがあり、自生する場所も様々です。トリュフ王国・イタリアでは一年を通してさまざまな旬のトリュフを採集することができます。ここではFRESH TRUFFLE JAPAN(FTJ)がお届けする主なトリュフについてご紹介していきます。FTJでは、白のダイアモンドと呼ばれる白トリュフを始め、黒トリュフ、サマートリュフなど四季折々のトリュフを扱っておりますので、トリュフを通して「旬」を感じて頂けますと幸いです。
1.白トリュフ
「トリュフの王様」「白いダイヤモンド」の異名をもつ白トリュフは、世界中でごく限られたエリアでしか自生しない非常に貴重なトリュフで、世界三大珍味「トリュフ」の頂点に君臨する最高級トリュフです。市場に流通する上質な白トリュフのほとんどがイタリアで採集されている為、イタリアの至宝とも呼ばれています。白トリュフの最大の特徴はその独特な香りです。採れたての白トリュフの香りは非常に強く、削るとその芳醇な香りが部屋中に広まるほど。外皮は非常に薄く中身も柔らかく繊細な為、虫食いや、木の根などから受ける刺激による変色、欠けやヒビもよく見られます。大きさや形も多種多様で、小粒から100g超える大粒もあります。粒が大きければ大きいほど市場価値は高くなり、特に500gを超える超大粒トリュフはオークションにかけられ食材とは思えないほどの高額で競り落とされることがあります。
その香りは時間の経過とともに無情なほどのスピードで刻々と失われていきます。そのため白トリュフの取引は、高額ながら迅速に行われなければなりません。リスクの高い白トリュフをイタリアから日本の市場に流通させるのは容易でなく、世界有数の美食都市である東京においても一部の高級レストランでしか楽しむことができませんでした。FTJでは、信頼をおける現地イタリアのトリュフハンター、ディーリングパートナーの協力を得てこの貴重な白トリュフを、高級レストランのみならず、個人のお客様やトリュフが手に入らない地方の飲食店や小規模事業者様へ責任をもって最善のクオリティーでお届けしております。
【採集シーズン】9月末〜1月上旬 *FTJでは状態が安定する10月〜12月中旬に入荷しています。
【香りの特徴】ニンニクにも似た強い芳醇な香り
【粒の大きさ】小粒10gから大粒100g以上までさまざま
【おすすめの召し上がり方】食べる直前にできるだけ薄くスライスし香りを楽しみましょう。白トリュフの香りが引き立つ、卵、バター、チーズを使ったシンプルな料理に。
2. オータムトリュフ(グレートリュフ)
【香りの特徴】ナッツ香にも似た森の香り、きのこ香をしっかりと感じることができます
【粒の大きさ】30〜60g程度の中サイズ
【おすすめの召し上がり方】香りだけでなく味も楽しめるトリュフです。パスタや肉料理によく合います。
3. ウィンター黒トリュフ
【香りの特徴】チョコレートにも似た甘く鼻に抜ける強い香り
【粒の大きさ】30〜80g程度の中〜大サイズ
【おすすめの召し上がり方】香りだけでなく味もしっかりと楽しめるトリュフでオーブン料理やソースにも適しています。濃厚な香りなのでステーキやチーズ料理によく合います。
4. ビアンケットトリュフ
【香りの特徴】ニンニクを思わせる強い香り
【粒の大きさ】10〜30g程度の小サイズ
【おすすめの召し上がり方】バターやチーズ料理に適量を。トリュフソースやはちみつに使用も適しています。
5. サマートリュフ
【香りの特徴】ナッツ香にも似た森の香り、穏やかな香り
【粒の大きさ】30g〜60g程度の中サイズ
【おすすめの召し上がり方】さっぱりとした料理、サラダやだしを使った和食等にも合います。